快復。
比較的ゆったりとした日だった。いつもはついつい予定を詰め込んでしまいがちなのだが、きょうは無理に外出することもなく、のんびりと過ごして、気分転換に普段は行かないような場所に足を運んでみたりもした。気持ちも穏やかな状況なので、新しい刺激を受け入れる余地もあり、昔のことを思い出して感傷に浸る時間もあり、心の洗濯もできた。またいつとも知れぬ中で難題にぶちあたったり、心がささくれてしまう日も来るのだろうから、落ち着いて過ごせる日はその恵みを最大限に享受すべきなのである。
ここまできてしまえば、いくら正論を吐いたところで、結果責任を負うことになる。たどり着いた場所が正解であれば、そこまでにどんな経路をたどったとしても、一線を越えなければ許されるものなのだ。
面と向かって言葉を交わして、美味しい食事を身体に取り入れて。そうすることで心も回復する。もう一度、がむしゃらにがんばってみようという気持ちが湧いてくる。
自分がなにかを為すことよりも、周りの人が成長すること、結果を残せるようになることに喜びを得られるようになりたい。