リソース。

朝は涼しかったのだが、昼間は蒸し暑い1日であった。日がなあちらこちらと移動してなかなか疲弊した。

 

入国制限が緩和されるという。8月は終わったものの、9月の行楽シーズンに向けてホテルや旅館の予約状況は好調で、観光地でないようなところであっても予約が取りづらくなっている。まだ海外から人が入ってきていない状態でこうなのだから、インバウンドが本格化すれば、キャパシティオーバーにもなるし、観光関連の価格はすぐにうなぎ登りになってしまうだろう。それなりに安い価格で国内を旅行できるのも、今だけになってしまうのかもしれない。

 

さらには、そんな宿泊業界を支える人材が枯渇しているという問題もある。需要が溢れていても、供給が追いつかない、もしくは供給側に体制構築ができていない、ということも十二分にあり得るだろう。この国はいろんな意味でリソースの足りていないにしだいになっていく。それは少子高齢化の帰結でもあるし、歪な医療介護行政のしわ寄せと言ってもいい。