もうとんと行っていない、沖縄。2020年1月以来行っていない。
1番通っていたのは2018年である。いろいろとしんどいこともあったけど、楽しかった時期だ。そして、沖縄県知事選のニュースを見て、ああ前回の選挙は2018年、あの頃だったなあと思い出した。あの年は沖縄にとっていろんなことが起きた年だった。
前知事が亡くなり、服喪のムードだった沖縄。安室奈美恵が引退した。そして県知事選があった。東シナ海とフィリピン海に囲まれて浮かぶ、真珠のようにキラキラとした島が、その将来を巡って大きく揺れていた時代だった。
時代が変われども、沖縄という場所が地政学上の要衝であることには変わりがない。台湾情勢がきな臭くなっているいま、その重要度はさらに増している。うちなーんちゅの心のなかに複雑な感情があることもわかる。陰謀論に与することもない。ただ、ここから4年、またあの小さな島はどんな激動に巻き込まれていくのかな、ということを案じる。
