交互浴。

最近交互浴の効用がわかってきた。1人で風呂に入ることができる日は43度くらいの熱い湯にして、もう熱くて出てしまう、となったら脚に水シャワーをかけて冷ます。水シャワーをあてているうちに、脚の血管が冷却されていくのが感じられる。さすがに心臓に近い上半身に水をかける勇気はまだ持てない。1分くらい水をかけて脚が冷えてきたら、また熱々の湯に浸かる。収縮した血管が湯の中で一気に開くのか、脚にじわーっとした感覚が広がるのが気持ちいい。冬山登山などで冷え切った身体を温泉に浸すと身体全体がかゆくなるのと似たような感覚だ。これを何度か繰り返すと、普通に風呂に入ったのとはまた違う、脚の細胞が生き返るような感覚に包まれる。

そのままベッドに入ると、朝までぐっすりである。普段は6時間くらいで目が覚めてしまうのだが、スイッチが切れたように10時間くらい眠れたりする。今度出張で大浴場付きのホテルに泊まったときも、水風呂を試してみたい。