天津飯。

僕がひとりで外食するときのパターンとして、気に入ったものを立て続けに食べる、という傾向があるのだが、最近の定番は天津飯である。少し前はステーキだったのだが、やや金銭面が心もとなくなってきたのと歩調を合わせるようにフェードアウトしてしまった。代わりに週3回くらい食べているような気がする。


外で食べる天津飯はおしなべて卵がふわっとしているところが良い。火力のせいか、家のコンロではなかなかふわふわにはならないのだ。餡もいろいろとタイプがあるが、僕はオーソドックスな醤油系が好きである。ダイエット中と自戒しつつも、ごはんが進んでしまう。


注文がタッチパネルになったり、お店によっては調理法が標準化されたりと、どんどん外食チェーンは進化している。インバウンドで訪れた人と席を同じにすることも増えた。美味しいものを比較的安くお腹いっぱい食べられるのは、いまや世界のなかでも日本が群を抜いているんじゃないかな、と思う。