仕事で外回り中にiPhoneのバッテリーが少なくなってきているなと感じると、ソフトバンクショップを見つけて充電する。都心の大型店になると、個別に鍵のかかる引き出しで充電ができるコーナーがあるので、店員に声をかけずとも良い。無料のドリンクサービスを利用できる店もあり、喫茶店のように休憩できたりもする。喫茶店代わりなどと言えばちまちましているが、高い月額料金を払っているのでそれくらい活用してもいいと思う。
ソフトバンクショップで休憩していると最近はpepperの姿が目に入る。来年から発売される家庭用人型ロボットだ。ショップの玄関で、来店する客に向けて話し掛けている。よくよく聞いてみると、pepperはソフトバンクの携帯電話のセールストークをしていることが多い。ソフトバンクショップにいるから当たり前のことではあるが、そのセールストークは自然に身に付けたものなのだろうか、それとも特定のプログラムが組み込まれているのだろうか。
来年以降、pepperがいろんなシーンで導入されることで、思ってもみなかった化学変化が起こるのだと思う。そしてそれが、これから重要になるであろうロボットと人との付き合い方を考えていくタネになるのだろう。あわせてロボットがどれだけ進化しようとも人間にしかできないことがあるのか、ということも考えていくのだろう。