リスクとコスト。

ユニバーサルサービス、もしくはそれに近い業種は今どき大変だと思う。先日ドコモショップの店員さんが顧客を嘲るメモを残していたとして問題になっていたが、あの類いのお店などは日々、クレームを寄せにくる人、たいした用でもないのに時間つぶしにくる人の対応もしなければならず、ストレスは並大抵のものではないだろう。


もはや今の時代リアルな店舗を構えていることにはリスクとコストしかない。海外などではその流れが定着しているし、三大キャリアのなかでもソフトバンクなどはもともとリアル店舗を絞っていた。


店舗がなくなると不便になる、という反論はよく想定されるけれども、なければないでどうにかなるし、他のチャネルが充実していればなんら困ることもない。携帯電話屋さんなどはしっかりとマージンが取れているから無理に店を減らさなくとも良いのだろうが、低収益にあえぐ金融機関などはもっともっとドラスティックに店舗を閉めるべきだと思う。