野球。

プロ野球観戦、はコロナ禍前になるので5年以上ぶりになる。福浦和也引退試合以来?とかではないだろうか。久しぶりに観戦して新鮮な気分であった。そして気づくのは、選手の身体能力はますます増している、ということだ。

 

プロテインなどの経口物によるものなのか、筋力アップのためのトレーニングの賜物なのかはいざ知らないものの、野手にしても竣敏さをウリにする選手ですら、しっかりと身体をバルクアップさせている。同じように投手も、150キロは当たり前の世界に入っているので、スケールの大きさを期待してポテンシャルで選手を獲り、身体をつくらせるなどということが当たり前のように行われている。そうなれば、よっぽど身体をつくりこまない限りは、多少力をつけたところで長距離打者にはなれない。

 

そんな選手たちが所狭しとグラウンドを駆け巡っているので、野球の質も以前とは全く違ってきている。いまはもう、身体は小さいけど天才肌という選手が少なくなってしまい、しっかりと身体をつくりこんだ選手たちの超人的なプレーを見る場所になってしまった。もちろんそれもまた野球の楽しさであり、進化していると言えるのだろうけども。