リスクとクスリ。

溜まっていた仕事をブルドーザーのように片付ける日。目の上のたんこぶのように残って気にかかっていたタスクがひとつずつ減っていくのは気持ちの良いものだ。基本的にはタスクを持ち越したくない性なので、気づいたら片っ端からやっつけているのだが、それでも思い出したように次から次へと未処理事項が生まれてくるのがいまの現状である。なかなかにしんどいものがあるが、これも引き受けたことだ。頼まれごとは試されごとであるといまいちど肝に銘じる。

全てを忘れてリフレッシュする、などということがなかなか難しい昨今である。ここ数年くらいそういう状況から離れているので、逆に全てから解放されるとどうしていいかわからなくなってしまうかもしれない。それでも、常になにかタスクがある、という状況が続いているのは精神的にも肉体的にも良いことではない。加齢もあって、肉体的には適度な休みを入れてあげる必要が出てきた。精神的には、、なんだかんだいって好きなことを自分の判断で進められているから大丈夫なのかもしれない。自分の許容できるリスク量があって、それは少なすぎても身体に悪いし、大きすぎると潰れてしまう。なんだかお酒も同じような気がする。