仲間。
日々新たな出会いがある。以前では思いもよらなかった人と組めて仕事ができている。ひとつのことにフォーカスしてやってきたからこそであり、ここまでやってきたからにはずっとこの路線を突き詰めていきたいという思いもある。
自分は自分の好きなことにフォーカスする。そしてそうでないことには、そのことがどうしても好きな人を見つけてアサインする。マネジメントの仕事とはそのパズルを解いていくようなもので、自分自身もまた就業時間の2割くらいは仲間探しに充てるようになった。自分の苦手なこと、また自分がやっていればきりのないことを、誰かに任せられるようにするのが、マネジメントの仕事である。そうして、仲間には、世界のどこでも働けるくらいの固有のスキルや特性を身につけてもらい、それでも自分のもとで働いてくれるような場所を用意するのが自分の役割だと思っている。仲間探しは時に失敗することもあるのだが、それを恐れていてはなにも動けない。ある程度の失敗は許容のうえで、それでもチャレンジしていくのが使命だとも思っている。