にちようび。

まだまだ気温は冬のそれ、なのだけど、日差しや空気の質感は完全に春。日没もずいぶんと遅くなってきた。

 

子どもたちは無尽蔵の体力で遊んでいる。疲れというものを知らない歳なのだなあと思う。おじさんは昼間外で活動をすると、すぐに横たわって休息を取りたくなってしまう。これが仕事の時はそこまではいかず夜までやり切れるのだから不思議なものだ。

 

事務的な仕事があり、町内を駆け回る。野球帽をかぶっていると、同じような人を見かけるとあいさつをするようになった。気づけばたくさんの人がそうしているものだ。なんだか知らないうちにDNAは争えないものだと思う。

 

夕方になってようやく子どもも帰宅する。外では元気なのだけど、家で机に向かって勉強をするのはまだまだ苦手である。勉強することで得られること、外で遊ぶからこそ経験できること、それぞれにあるわけで、正解は本当にないものだと思う。

 

また日曜が更けゆき、月曜がやってくる。息つくのはほんの一瞬、でもそれでいいのだろう。