GOKAN。

丸の内から銀座を歩く。クリスマスの煌めきが眩しい。つい数日前に通った歌舞伎町ではそういえばクリスマスらしきものが全然なかったなと思いながらフワフワした気分で街を歩く。あまり浮かれた気分にもなれないのだけど、日本は平和で人々は幸せそうに歩いている。

この時期は本当に日が落ちるのが早い。15時を過ぎるとビル街では太陽は見えなくなる。昼間は関東平野は晴れる日が多いからまだ良いのだけど、これで曇天の毎日が続くようならばメンタルには良くないだろう。1日中夜が続くような高緯度の街で過ごす真冬も大変なことは容易に想像がつく。

都内ではあまり望めない(湾岸に行けば良いのかもしれない)のだが、自宅近くでは、小高い丘の上に位置していることもあって、朝焼けも夕暮れも綺麗な景色が望める。これで琵琶湖沿岸のように水辺の景色が望めれば最高なのだが、視界が開けているだけで気持ち良いのは確かである。人工的な煌めき、自然の光、それぞれに五感を刺激してくれる。今年の年末はいつも以上に怒涛の感じではあるのだが、なんとか力をもらいながらやっている。