カッコよさ。

「カッコいい」とはどういうことなのかな、と考えている。

子どもの頃ならば、運動ができる、見た目が麗しい、そういうことがカッコいいの基準であった。大人になってもその要素はありながらも、歳を重ねるにつれてその基準は少しずつズレていく。

嘘をついたり、人によって態度を変える、もしくはシチュエーションによって態度を変える、というのは格好悪い部類に入るだろう。また、肩書や所属する組織のことを自分の実力だと勘違いしたり、名刺代わりにしてしまうような人も格好悪いと思う。

自分は子どもからみて、世間から見て「カッコいい」大人でいられているだろうか。狭い世界の論理にすがって、広い世界で見てみれば非常識なふるまいをしていたりはしていないだろうか。

カッコいい人は自然と人からも好かれるのだと思う。60歳になっても70歳になっても現役で走り続けられる人、あちこちで引っ張りだこになる人は、仕事ぶりもさることながら仕事や人生に対する姿勢が魅力なのだろう。そんな「カッコいい」おじいちゃんになりたい。