ダッシュ。

関西にきたのである。11月も下旬に入ったというのにまだまだ暖かい。紅葉も進んでおらず、やはり今年はいろいろと異常だなと感じる。

 

京都、大阪、そして和歌山とかけ足でいろんな街をめぐる。特に和歌山は6年ぶりくらいに訪れたが、駅前をのぞけばあまり街並みは変わっていない。日本全国いろんな地方都市に行くが、大きく変わった街もあればそうでない街もある。和歌山も残念ながらどちらかというと徐々に縮んでいく街なのだろうな、という雰囲気を感じる。

 

夜遅くに大阪に戻ってくる。街の光が眩しい。そして深夜に差し掛かる時間だというのに人通りがにぎやかである。きょうはそういえば優勝パレードが行われたのだった。認識はしていたが、全くかすることもなく1日が終わってしまった。

 

引き続き忙しくはあるのだけれども、なんとか自分のペースを保ちながらやれている。きょう会った旧来からの知人もなかなかハードな生活を送っている。お互い必死にやれているうちが華だね、と言い合ってねぎらう。案ずるより産むが易し、動いていれば道が開く。そんなことを思い浮かべながら顔なじみの街、18年くらい前に毎日ダッシュしながら帰った道をとぼとぼ歩いて帰路につく。