思索。

週明け、同業他社でも特に懇意にしている2人としっぽりと情報交換。きょう会ったお2人には、本当にプライベートのことも含めていろんなことを相談している。僕はなぜか、社内の人よりも社外の人に、いろいろと胸襟を開いて相談してしまう性質があるようだ。

きょうもまた、「なんのために仕事をするのか、なんのために生きていくのか」というような議論になった。目の前の数字に捉われることなく、このように長期的な視野を持って日々思索できるのは本当に幸運なことだ。だからこそ、手を抜かず考え抜くことがいまの自分に求められていることなのだと思う。

面談を終えて、昼下がりの街中をふらふらと歩く。アタマをフル回転させて議論をしたあとはいつも、冷却のためにあてもなく足を動かす。歩いているうちに、アタマのなかでぐるぐると回っていた思考が少しずつ整理されてくるのがわかる。

いま、あてもなく思索を深めている日々が、いつか自分の血肉となればいいなと思いながら、次のアポへの電車へと乗り込む。