生還。

マリーンズ、今季最終戦で2位に浮上してシーズンを終えた。

終戦は勝てば2位、負ければ4位転落でシーズンが終わるというがけっぷちの試合。いつもながらこういう試合では背信の投球を見せられるのだが、きょうは最初から最後まで流れを渡さなかった。小島投手もほぼ完ぺきと言っていい内容であった。

毎年のことなのだが、個人成績だけ見れば上位に残るチームではない。それでも、ソツのない攻撃と、ここぞとばかりで力を出すピッチングスタッフの歯車がかみ合っての勝利は今シーズンを象徴するものであった。

長いシーズン、調子のいい時もあればそうでない時もある。1-2週間前は負けがこみ絶不調だったのだと思う。そこからしっかりとカバーして、この大一番で調子をしっかりと上向かせたのは、指揮官のタクトと、チームスタッフの献身的なケアあっての賜物なのであろう。

まだ、野球を見続けることができる。まずはホームにホークスを迎えてのファーストステージである。声援を背に受けて、進んでほしい。