アレ。

タイガース優勝。18年ぶりというのは意外なほどに久しぶりである。暗黒の90年代と比べても弱い印象もないのだが、勝ちきれなかったのだろう。

18年前を思い出すと、わたしは社会人1年目ということで、はるかな昔のことである。あの頃は朝7時半に出勤、たいていは22時まで勤務ということで、スマートフォンもなく、どうやって野球の試合の結果をたどっていたのだっけ。マリーンズも優勝した年で、日本シリーズをなんらかの形で仕事をしながら追っかけていた記憶はある。

打線が強い印象はあまりないのである。佐藤輝明と大山悠輔がホームランバッターではあるが、他の打者は単打をつないでいくタイプである。それでも、四球を取り、犠打を絡め、確実に点を取っていく、そして強力なリリーフ陣でリードを守り抜く。岡田采配と試合巧者ぶりの目立つチームだった。

さて、パリーグはあと何日で優勝が決まるだろうか。バファローズの充実ぶりは近年でもまれにみる状態である。この両チームが順調にCSを勝ち抜く可能性は高いだろうし、お互いがガチンコでぶつかればどうなるか、今から既にシリーズが楽しみである。