負けず嫌い②。

(昨日の続き)こんな性格の人間になったのはいつのことだろう。もちろん小学生の頃からそこそこ勉強はできたし、そういう意味での自己肯定感はあった(一方で運動はからきしダメで、人気者とはほど遠い感じであったが)と思うのだが、粘り強くものごとにしがみついて、結果を出していくことにこだわりはじめたのは高校生の頃からだろうか。そして自分の最も特色ある部分としては、努力はするのだけれどもそれはけして愚直なものでもなくて、どこかでショートカットをしたり、綱渡りをしながら、点と点をつなげて線に、そして面にしていくところだと思っている。

負けてもいいや、という気持ちになってしまったら、引退をしたり隠居をしたりすべきな時期なのだと思う。そう思えば、いつまでもハングリーさを忘れず、裸一貫からでも出直せるという気持ちを捨ててはならぬのだと思う。さはさりながら、歳を重ねれば身体も疲れやすくなり、ゼロから積み上げるというのはなかなか難しくなってくるのも事実である。積み上げたものを大切にしつつも、そこからどう新しいものを編み込んで価値を作り出したり、そこに自分の行動力を載せてできることを見つけられるか、まだまだ挑戦のフェーズである。