ゼロイチ。

0から1をつくる、というチャレンジの機会を与えられている。トラックレコードがあればもっとすんなりことが運ぶのにだとか、周りの理解も得られるだろうに、と思うこともある。ただ、この壁を乗り越えて1にたどり着くことに、大きな意義があるし、乗り越えることができれば、得られる果実も大きいものになるだろうという想像もつく。もっとも、まだ乗り越えられる目処なぞなにもたってはいないのだが。


普段なら、面倒くさいことからはできるだけ離れていたいな、と思ってしまいがちな自分なのだが、今回は行きがかり上やりきるしかない。そして今になって思うのは、もういい歳になってきた以上、強制的にチャレンジせざるを得ない状況に自分を追い込まなければ、人はなかなかチャレンジしなくなる、ということである。


いささか綱渡りな部分もあるのだが、久しぶりに血湧き肉躍る思いである。やっぱりこうやってあくせく動いているのが、自分の性には合うのだろう。慎重に自分のアンテナを張りながら、でもやりきりたいと思う。