負けず嫌い①。

改めて、自分は負けず嫌いな人間だったということに気づく。どういった環境にいても、負けたくない、という思いが原動力になって、程度の差はあれども努力を積み重ねて、結果を出したりポジションを掴み取ってきたのが自分のやり方だということを、以前は意識はしていなかったけれども、ふと今になって反省を振り返ると、そういうことだったのか、と気づいた。

いまの職場においても、2年前だったか、入社前にボスに会社に招いてもらって、社内のNo.2の人物に会わせてもらった時に、「コイツがそんなにやれるのか?」という視線を受けたことをいまでも覚えている。それに対する反発心をあからさまに覚えたという自覚もなかったのだが、記憶からなかなか消えることはなくて、そうして2か月くらい前にその人と会った時に、彼から受ける視線が「そこそこ立派にやっているじゃないか」というそれに変わったことに、ひとつの達成感を得たことが強烈に印象に残っている。

苦手な人はその時々でもちろんいるのだけれども、腐らずに努力を重ねていれば、巡りめぐってその人に認めてもらうような機会がやってくる。少なくとも自分の人生はその繰り返しだと思っている。だから投げ出してしまうことなく、(自分の出来る範囲ではあれども)努力することをやめないのだと思う。(明日に続く)