子どもの育て方について。
基本的には自分は放任主義なのだと思う。結局のところ、親が熱心に関与したところでその影響力はあまり大きくないし、それよりは自分でいつか気づいて、目覚めて行動し始めるほうがよっぽど意味があると思っている。そういう観点では、良き友に恵まれる環境にいさせてあげることくらいが、親のできる最大限のアシストなのだろうか。
なかなか芽が出なくて悩む部分もある。手取り足取りやらせてみれば短期的には効果が上がるのかもしれない。ただそれは本人にとって必ずしもプラスになるわけでもないのだろう。大人がああだこうだとやきもきするよりも、子どもはどこかで壁を越えて、ひとりでにできなかったことができるようになり、ものごとの精度も洗練されてくるようになるのだと信じている。なので、できる限りああだこうだと言わないようにしたいとは考えている。