子どもの世界。

スイミングの行き帰りや学童野球などで、親が見ていないところでの子どもの世界を垣間見ることが増えた。小学生ともなると子どもだけのコミュニティがしっかりとできあがっているし、子どもの自我もあるので、親にみられたくない部分もあるのはよくわかる。あんまり覗きすぎないほうがいいのだろうな、とも思う。


親がみていない世界でのうちの息子はかなりふざけているような感じだ。と言うか、隙あらばふざけている、と言うくらいが正しいのかもしれない。困ったもんだ、とは思うが、なんであれ自分のポジションを固めるのは良いことだと思う。勉強ができることよりも、友達と仲良くなれることのほうが大切なことだと思う。人は1人では生きられないからだ。


これから先、友達と喧嘩をすることもあるだろう。両親には言えないような経験をすることもあるかもしれない。それでも、人とつながって生きることを諦めないでほしいと思う。なにもかもを失っても、人とのつながりさえ残っていれば人生をやり直すことはできる。粘り強く、しぶとく生きてほしい。