海と水と猛暑。

猛暑続く。汗をたくさんかいている、という自覚もないのだが、とにかく喉が渇くので、たくさん水を飲んでいる。毎日3リットルくらい飲んでいるような気がする。


今年は今までにもまして軽装で過ごしている。16-17年前はネクタイを締めて、ジャケットを着ていたなんてのが信じられない。スーツは塩を噴いていたのではないだろうか。


最高気温が35度を超えると、さすがにものごとの判断が鈍るのは自覚している。仕事の打合せや作業中にもふっと意識が遠のくことがある。本来は活動をしてはならない気候なのだろう。


これで猛暑日にほぼ近い暑さが7日連続。数日後からは暑さがおさまるという予報が出ていても、蜃気楼のようにその日が遠ざかっていく。


昼間は少し海のほうに行く。風が吹いてきて、暑さを吹き飛ばしてくれる。陸地がこれだけ熱せられていても、海は滔々と涼やかさを抱いている。水の存在こそが人間をはじめとする動物たちが生きていける環境を形づくったのである。


たいへんな一週間ではあったけれど、全て終わったいまとなっては爽快な気分である。