ワーキングメモリ。

きょうはなんとなく力の入らない日であった。そんな日でも、アポイントはぎっしりと詰まっている。デスクワークをそれほどしないで済むだけ、まだマシなのかもしれない。


こういう時に無理に気合いを入れるのも精神衛生上よくないので、自然に任せるようにしている。逆にこれくらいのスタンスのほうが肩の力が抜けて良いときもある。一言一句漏らさずに相手の言葉を掴み取ろうとしなくとも、コミュニケーションは成立するし、逆に頭に血がのぼっていると冷静な判断ができないとも言える。


脳のワーキングメモリには限界がある。適宜別途ツールを用意して書き出しておく、タスクは忘れる前にボールを相手に戻すなど、極力、ワーキングメモリを空けるように心がけて、フレッシュな情報を吸収できる準備をしておく必要がある。


振り返ってみても、ここ1年くらいはずいぶんと肩に力が入っていたなと思う。もちろん大切な時期であることは間違いないのだが、ぎゅっと力をこめたからなにかが達成できるわけでもなく、適度なリラックスも必要だということを改めて感じ入っている。