セオリー。

昨夜は日ごろ親しくしている人と久しぶりに食事。久しぶりといっても先月も会っているのだが、積もる話は尽きず2時間半があっという間に過ぎていった。

結局のところ、仕事は「誰と組むか」に尽きるのだと思う。どんな案件が来ようとも、組む相手を間違わなければなんとか突破口は見いだせる。

実際のところ、僕の普段の仕事の半分は、「誰と組むか」「組んだ相手とどう関係を深めるか」に費やしている。そこさえ固めておけば、自分の力がいかに弱くとも戦えるし、これこそが、力のない根気のない自分の生存戦略と言ってもいい。そして、周りの人と力を合わせることが、僕が仕事で得る幸福感の大半を占めている。

逆を返せば、組みたくない相手からは逃げ続ける。組みたくない相手も、一定の距離感を保ちつつ、うまく利用するという手もあるが、正直なところ僕にはここまでの技量はない。

組んで、組んで、逃げて、組んで、逃げて。たぶんいつまでもそうやっているのだと思う。自分にはそれしかできないし。