アヘン戦争。

先日Webで流れてきたフィラデルフィアの街並みの動画は衝撃的であった。薬物中毒の人たちがゾンビのようにうろつく内容であった。米国では年に十万人が薬物中毒で亡くなるという。だとすると、薬物中毒になっている人は数百万人オーダーでいるのではなかろうか。


薬物中毒の原因となっているオピオイドは中国で作られ、米国に流通するようになったものが多いようである。だとすると、中国はアヘン戦争でやられたことを、180年経って米国にお見舞いしていると言ってもいいのかもしれない。


中国は未成年へのゲーム時間も制限したし、暗号資産も禁止にしようとしているし、国内外ともにさまざまに仕掛けをしているのは間違いないだろう。それが正しい方向に向かっているのかはわからないが、共産党政権の維持や、国民の人気を取るためには致し方ない動きなのだろう。よもや世界恐慌になったとしても、国内の大手企業をデフォルトさせたとしても、意に介さないのだろうなということがだんだん分かってきた。どこかで破たんするかとは予想していたが、案外そうでもないのかもしれない。そして米国は弱体化が進む。