スポーツクラブ。

在宅勤務を中抜けして、息子の最後のスポーツクラブを見学にいく。いつのまにか逆上がりもできるようになったし、とび箱も6段を飛べるようになっていた。息子はパパの姿を見つけると嬉しそうにチラチラとこちらをみてくる。かけがえのない時間。


3年間なんてあっという間だ。個人的にも、転職もあったし、Covidに伴うさまざまな制約もあったけれども、保育園のときよりもたくさん子どもの姿をみる時間があってよかったと思う。


将来のためにいまを我慢してなにかを積み重ねるのでなく、その時々で幸せだと思うことに自然に足を向けて、その積み重ねをしていけばいいのかな、と思うようになった。どうせなにがあるかわからない時代だ。不意に辛い状況に陥る可能性もあるのなら、そこを支えてくれるのは幸せに過ごしたときの記憶だ。


だから、楽しいことは先延ばしにせずにどんどんやってしまえばいいのだと思う。先のことは心配しなくともどうにかなる。健康なこころとからださえあれば、どうなっても生きていける。子どもが元気に駆けまわる姿をみていると、そんなことを思い出させてくれる。