いまを生きる。

クリスマスが終わった。サンタさんにもらったプレゼントを朝起きて見つけて、中身を確認して嬉しそうにこちらに報告してくれる子どもの姿を見ることほど、幸せなことはない。こういう瞬間に立ち会うために、人生はあるんだなあ、と心から思う。


この1年を過ごして、もう世界になにが起こってもおかしくないと刷り込まれた。なにかを失うことを怖れるよりも、なにがあってもめげずに生きていく心を持つことが必要だし、そのためにはいま目の前にある幸せを存分に味わうことを積み重ねていくしかないのだということもわかった。それこそが、人生のなによりの支えになるのだ。


だから、毎日、きょうは幸せだったな、と思える1日を重ねていくことだけに集中しておけばよいのだと思う。先のことを考えで悲観的になる必要もないし、やたらと人と自分を比べることもしなくてもいい。自分は自分で、素敵なこと、意味のあることをやっているんだと思えれば、それだけで充分なのだと思う。もちろん、サボらずちゃんとやるのが大前提だけれども。