シンエヴァ。

あした、シン・エヴァンゲリオンが封切りとなる。昨年公開されるはずだったものが、もう2度も延期になっているものだ。ついに公開される38日がどんな日になるのか、静かに僕も興奮している。


95年に公開された時に13歳だった僕も、今年の誕生日がくれば39歳になる。スクリーンのなかのパイロットたちは14歳のままだ。25年、26年の時は残酷なほどに長くて、なにもかもを変えてしまった。


もう僕は紛れもないおじさんである。それでも、エヴァの幻影を追い求め続けるのだ。エヴァが完結しないと、心のどこかに穴が開いたままになってしまうのだ。


もしかすると、エヴァは終わらないのかもしれない。今回のタイトルには反復記号が含まれている通り、新劇場版は、エヴァの物語を再構築したうえで、今回の封切り作をもって先に進むのかもしれない。そうなれば、まだまだ僕らはエヴァを追いかけることになる。


まだまだ僕らの人生もエヴァに揺さぶられ続けるのか、それともエヴァを卒業したあとの人生がここからスタートするのか、どっちになるのだろうとワクワクしながら、初日を迎える。