楽しむこと。

子どもには一昨年の春から野球をやらせている。週に一度、1時間半程度なので、楽しくやれているとは思うし、周りの方(父コーチ)も素晴らしい人が多いので、6年生になるまでぜひやり続けたいな、と思ってはいるのだけど、あまり既定路線にしてしまうのもよくないな、と思い直している。


上のチームにあがると土日祝がほぼ埋まってしまうのはしょうがないことではあるけれども、本当に子ども自身が楽しくやれるのか、という点についてはよく見極めたほうがいいと思っている。塁間の距離も遠くなるし、当たり前だけどキャッチボールの間隔も長くなる。ふざけながらできるものでもないし、うまくできないことだらけだと子どもはすぐに楽しくなくなってしまうだろう。今までは、同学年の子たちが上のチームにあがるときに一緒に、なんて考えていたが、そんなに焦る必要もないのだと冷静に思い直すようになってきた。


やらせてみるのは簡単だけど、やめるのは簡単ではないし、子ども自身の心にも傷を残してしまう。大人の願望を押し付けるのは本末転倒だし、上のチームに行くこと自体も、子ども自身が望むようになるまで、待つべきなのだと思う。