エヴァが深夜のBS日テレで再放送されていたので何度か視聴した。同じようにちょくちょく見ているドラえもん大長編もそうなのだが、地球の危機、みたいなところに直面すると、いままさに目の前に迫る危機がオーバーラップしてくる。そんな感傷も携えながら、この日曜は24話の放送であった。25年が経過してもそのまま無修正で流してくれるのはありがたい。遅れに遅れたエヴァ劇場版も、これだけ時代が進んでしまうと、掘り下げた描写がなかなかしにくいのではないだろうか。そして6月には公開できるのだろうか。
当たり前のようだが、当時10代やそこらではにわかに理解できなかったことも今では身に染みて感じとることができる。もっとちゃんと言えば、10代の頃は「分かったフリをしていた」けれども本当はなにも分かっていなかったのだろう。同じように、いまなにかを見て分かったつもりでいるようなことも、歳を重ねなければ見えてこないものがあるということだ。そう思えば、歳を重ねていくのもまんざら悪くないなとも思う。
そしてさらに無修正の25,26話をみて、なにを思うか、楽しみである。
