どこへ行く。

2020年の世界、1番うまく切り盛りしたのはどうみても大陸中国と台湾だ。COVIDの抑え込みにほぼ成功し、GDPもプラス成長でまとめた。当初こそ、情報操作されているのでは?などと疑問を呈する人が多かったが、域内の人々の生活風景を見る限りは、本当に感染を抑え込めているのだろう。感染症に最も強い社会体制というものがよくわかった。


そして来年の世界はどうなるだろうか。米国は相変わらず感染爆発が止まらないが、ワクチン接種もはじまり、着実に正常化への道をたどっている。2020年は中華圏の独り勝ちだったが、COVIDの狂騒曲はこのまますんなりと幕引きすることはないだろうと個人的には思っている。混乱が幕を引けば当然ながら、ウイルスの起源はどこか、というところに焦点が当てられる。武漢がその発端だと決めつけるのも乱暴ではあるけれども、大陸中国は弁明を求められるだろうし、また弁明したところで、世界からの理解は得られないということも重々承知しているだろう。


他国の情報が入りにくくなっており、なにが真実かわからないけども、戦争だけは起こらないでほしい。