東京はここ数日はいくぶん寒さがゆるんだのだが、関東平野の外れのほうにくると寒さを感じる。コートを一日中着ると肩が重くなるので、軽めのダウンにしてきたが、丈が短いので、ジャケットの裾がダウンからはみ出してちょっとかっこ悪い。
お客さんと膝詰めで長時間話をする。やっぱり僕は、第一線でああでもないこうでもないと議論しているのが好きだ。もちろん組織の事情などもあってなにもかもが自分の好きにできるわけではないけれども、数年後には組織と個人の関係がもっと自由になっていると信じて、いまはその種まきの時期だと位置付けしている。どんなときでも、お客さんにまっすぐに向き合っていれば、道は開けるものだと思っている。
どんな人とでも関係を築けるのが自分のそんなには多くない才能のひとつだと認識している。もちろん上をみればきりがないし、いたずらに下をみて溜飲を下ろすこともするつもりはないけれども、これまで通り、自信をもってやっていきたいし、これからの時代でも、特別なスキルを持たなくともやっていけるものだと思っている。
