ビストロと回転寿司。

先週あたりからはかなり日常が戻ってきて、飲み会などにも行った。久しぶりに飲食店で語らうのはそれは楽しいものだった。しかしながら1番しみじみと楽しくて幸せを感じたのはその前の週末に家族で久しぶりに回転寿司に行った時であった。


なんというか、なにが幸せのツボなのかはわからないものである。僕にとっては人生で美味しいものを食べることに対する喜びは、そこまで大きいものでもないのかもしれない。もちろん、大阪のあの店のふぐを食べたいだとか、あの店の鰻を食べたいだとか欲はあるのだけど、それはその食事自体を欲しているというよりは、その食事に紐づいた仲間との語らいや同じ空間で過ごした時間のことをより愛おしく思っているのだと思う。


人生でなにが大切なのか、嫌というほど考えさせられたこの数ヶ月であった。まだまだおカネに惑わされることも多いのだけど、究極としてどう生きたいのか、本当にいろいろ考える機会になった。あとはここで考えたことをちゃんと行動に起こすことなのだと思う。