出直し。

これがコロナ第二波というべきものだろうか。政府が首都圏4都県への休業要請の検討をはじめたようだ。ちょっと潮目が変わってきたかもしれない。


前回と違うのは、財政難からか、もう補償などは行われないということだ。そうなれば多数の飲食サービス業はとどめを刺されることになるだろう。政治家の側に、政策のコントロールによって自らの人気を保とうという?魂胆がもしあったのなら、そのようなものは叩き潰されたということなのだろう。


もう元通りになることなどないし、新しい生活様式のなかで生きていくしかない。しわ寄せとして若者や子どものかけがえのない機会が奪われるのも辛い。もし神さまがいるのなら、彼らに福音をもたらしてはくれないだろうか。


なし崩しに進められるイベント解禁やgotoキャンペーンなどは、後にどんな報いをもたらすだろうか。本当にわが国は老いて柔軟性を失ってしまったとつとに思う。それならば、いったん焼け野原になってそこから出直すしかないのかもしれない。