最年少。

最近話題にすることはめっきり減ったけれども、いまもなお将棋が好きである。毎日3局、眠かろうがウォーズで将棋を指している。もう6年半くらいほぼ毎日指している。眠れなくなるほど落ち込んだ日も、飛び上がるほど嬉しいことがあった日も指し続けている。


たいしてリアルの将棋を視聴することはほとんどなくなったけれども、藤井聡太七段のタイトル戦挑戦をかけた一昨日の一局は久しぶりに棋譜を追いかけてみた。


相手はいま最も充実しているといってもいい永瀬二冠である。相掛かり、序盤から神経を使う組み上げとなり、そのまま一手一手が重い展開となった。こんななかで両者が拮抗を保ったものの、終盤で一歩抜け出したのは藤井七段。最年少タイトル挑戦の新記録を達成するにふさわしい、見事な潜り合いを制しての勝利となった。


以前の記録を4日更新。コロナによって記録更新が危ぶまれていたが、ウイルスのいったんの終息と連盟の配慮により道が開け、その道を堂々と渡り切った。渡辺明棋聖とのマッチアップが本当に楽しみである。