見ている。

アパホテルが軽症患者の受け入れを始めるとのこと。もちろん経営上の打算もあるのだろうが、この短期間で意思決定できるのさすがである。


東日本大震災のあとの放射能騒ぎの時にも同じようなことを感じていたが、常々こういう修羅場な自体になると、SNSなどでも偏った発言、政治的な発言などが増えてくる。それらに時には胸をざわつかさせられることもあるが、反射的にものごとを判断したり、反応するのはぐっとこらえる(結局この場所で発言しちゃってるのではあるが)。代わりに、誰がどんな発言をしていたか、しっかりと目に、心に焼き付けておく。


僕はけっこうしつこい人間だ。人の言動はいつまでも忘れないで覚えている。例えば冒頭のアパホテルの決断を茶化すような人もいる、政治家の発言の一部を切り取って批判する人もいる、言動が伴っていない人もいる、一方で、多くを語らずに自分にいまできることを淡々と積み重ねる人もいる。持ち場を必死で守り続ける人がいる。「たかが電気」なんて言った音楽家もいたっけ。


ちゃんと見ている。見ているのは僕だけではないと思う。そして、忘れない。