カルトの萌芽。

沖縄は高江でのヘリパッド移設に対する反対運動がここにきてメディアに大きく取り上げられている。きっかけは機動隊員による「土人」という問題発言であった。メディアではこの発言が取り上げられているが、ネットではむしろ、反対運動を推し進めている活動家たちの言動のひどさがクローズアップされている。

反対運動が地元住民によるものではなく、県外からの活動家によるものだということなど、いろいろ言われている。真偽のほどは判らないのでなにかを断言するつもりはないが、この集団からはなにかヤバい雰囲気を感じる。誤解を恐れずに言えば、カルト集団に限りなく近いと僕は思っている。

かつても、連合赤軍による総括など、意識が先鋭化した集団のなかで起こる悲惨な事件はあった。時を経て、高江というイシューのなかで、同じことが繰り返される萌芽が出てきているのではなかろうか。メディアがほんとうに気概があるのならば、そこのところにスポットライトをあてて追いかけてほしい、と思う。