16年目。

41日、社会人16年目のスタート。


今年の新年度は、いつもと勝手が違う。底なしの泥沼のなかで迎えた5年目と経済情勢は似ているけれども、個人的な心持ちはあの頃とは少し違う。国難という意味では東日本大震災のあった7年目とも似ているのかもしれない。


新しい職場にきて少し経ち、自分のバリューをどう出していくか考えなければならぬ、という意味では4年目と同じような立ち位置である。進退をかけてもう1度チャレンジしてみようと心に決めた14年目に通ずるところもあるのかもしれない。


9年目、とにかくやれるだけあがいてみなければと思っていた頃とも似ているのだが、心の底ではファイティングポーズをあの頃よりは下ろしている自分にも気づく。こういう地合いなので、12年目のように、仕事にもそれ以外のことにもまんべんなくアンテナを張り巡らしておくくらいでいいのかもしれない。


なにはともあれ、1年目のことは忘れてはいけない。いつまでたっても原点はあそこにあるし、あの場所から始まったからこそ、今があるのだと強く思っている。さて、どんな16年目を描いていくか。