ゼロ年代。

ゼロ年代の歌を何曲か聞いた。なんだか、大学卒業の頃や、社会人初期の頃のことが蘇ってきて、ちょっと元気になった。確かにいまは凹んでいるのだけど、あの頃と比べれば確実に前進しているし、積み上げたものもある。もう一度この15年間を再現できるかというとなかなか難しいかもしれぬ、と思えば、ここで縮こまっていないで引き続きチャレンジし続けないとな、という気持ちになれた。


そしてまた、ゼロ年代2020年代は本当に違う時代になったな、とも思う。たった15年前に社会人になった僕もまた、社会人初期の頃の慣習は全て捨てて、これからの歩みを考えなければならない。とはいえ、過去積み上げてきた経験を否定するわけではなく、その経験に、絶えず新しい知見を混ぜ込んで、進んでいくということだと思う。


確かにここ数年の自分は、雑になってしまっていたり、浅いところの理解でとどまってしまっていたことが多かった。いま一度、考え抜くことや手を動かすことを面倒くさがらず、観察を怠らずやり抜くことが求められていると実感する。