すりおろしりんご。

自宅で焼肉。焼肉は最近外で食べるようにしていたので、自宅で食べるのは一年以上ぶりのような気がする。やっぱり歳のせいかもうあまりたくさんは食べられない。


久しぶりなこともあって、子どもの頃に実家で焼肉をしていたことを思い出した。実家では焼肉ではなく鉄板焼きと呼んでいて、月に一回くらいは日曜の夜の献立になっていたような記憶がある。バターを塗った鉄板、アルミホイルを敷いた上に肉を載せ、そうでないところには、玉ねぎ、ピーマン、さつまいも、こんにゃく、とうもろこし、キャベツなどを焼いていた記憶がある。そして子ども向けにはポークビッツ(!)。肉も美味いが、子ども心には焼き目のついたポークビッツはいっとう美味かった。


そして、大人はビールを飲むのだけど、子どもも「すりおろしりんご」というチューハイメーカーの出しているジュースを飲むのである。普段飲んでいる甘ったるいジュースともまた違って大人の入り口に立った気分であった。あの頃は平和だった、、と言うべきか。


あれから30年経って、自分があの頃の親と同じくらいの歳まわりになってきたことに、今更ながら驚きを覚える。