プレッシャー。

先月今年の高校野球は変わった、高野連もよく努力して変わろうとしている、なんて書いたけれども、それに比べるとU-18野球ワールドカップは残念だった。もちろん結果も残念なんだけれども、それ以上に監督が残念だった。


反日感情渦巻く韓国での開催、夏の甲子園のダメージが残る星稜奥川くんと、コンディション調整の必要がある大船渡佐々木くんを含むわずか19人のメンバーでやりくりしなければならないことなど、いろいろと制約要因はあったのだろうけど、それを鑑みても采配に不可解な点が多かった。せっかく夏の甲子園で回避された3連投なども見られたし、過度に選手にプレッシャーを与えるゲキなども、首をかしげざるをえない。本当に時代遅れの指導しかできない人なのかなあ、という印象しか残らなかった。


体格やトレーニング方法の違いなどはあろうが、米国や豪州の選手は総じてのびのびとプレーしているように見えた。学生のうちから目の前の勝利ばかりを追い求めて、選手の芽を潰しかねないようなマネジメントをするのは、そろそろ終わりにしたらどうだろうか。