過密日程。
ペナントレースも佳境。3-6位もまだ団子状態であり、各チーム残り20試合前後になってきておりラストスパートである。と言いたいところなのだが、どうにも各チームキレがない。
はっきり言えば、どのチームも疲弊している。特に救援投手の調子がどこも悪く、試合終盤になって二転三転するゲームが多い。試合時間も長くなるし、面白いと言うよりは見ていて疲れることが多い。見てるほうがこうなのだから、選手たちはもっと疲れているだろう。
その要因として、今年は例年以上に連戦が多い。雨で流れたゲームが多いわけでもないのだが、10連戦が普通に何度も組み込まれている。そして全日程終了が例年よりも早い。マリーンズなどは、このまま雨天順延などがなければ、連戦づくめのまま9月24日がラストゲームとなる。
オフシーズンに組み込まれる国際大会など、いろんな事情があり、また興行面からも試合数は削減できないのだろうが、出ずっぱりの野手や、連投を迫られる投手などはたまったものではないだろう。日本のプロ野球も高校野球やメジャーのように、レギュラーにも休養日を設けることが必要なのかもしれない。このまま疲弊したグダグダの野球を見せられるのは辛い。