ベンチャー①。

ベンチャー企業の人と会う機会が増えてきた。ひとまわり近く下の人と会うことも珍しくなってきた。大企業の新卒の人と会うことは全くないので、まんべんなくN値が取れているわけではないのだが、いまの20代前半までの世代はとんでもなく優秀だと感じることが多い。なんというか、事業を興したりプロジェクトを走らせたりするときに、目の前の経済的利益だけに囚われず、どういう世界を自分が創っていきたいか、というビジョンを持っている人が多い。


別に年齢で一刀両断するつもりもないのだが、60歳を過ぎたような人がマネジメントをしている会社はほとんどこれからダメになると思う。ダメになるというのは言い過ぎで、生き残る会社もそれなりにはあるとは思うが、それは過去の蓄えを食いつぶしながら生きながらえていくだけか、自らのビジネスではなくこれから伸びそうなもの、もしくは価値が毀損しにくい不動産などに投資してそこからリターンを得ているパターンくらいになるだろう。むしろマネジメントが若返りを図れないのであればそのスタイルしか生き残る道はなさそうだ。(明日に続く)