自分探し。

もう1カ月以上ニート的な生活を送っているけれども、仕事をしていない自分に焦るだとか、自分探しをはじめるだとか(ここでそれを垂れ流すだとか)、そういう心持ちになることなく過ごしている。この生活に入る前はそんな精神状態にもなるのかなあとも思っていたのだが。


自分探しみたいなことをしなくなったのはいつからだろう。30歳の手前くらいまではずっと自分探しをしていたような気もする。自分はこれができる!などという確固たるものがなかったからこそ、ずっとそういうことをしていたのかもしれない。


一人前とはいかないまでも、自分の生きる道を見つけてからは、前よりも惑うこともなくなった。一人前になるためのミッションは前触れもなく訪れて、どうしようできるかなという不安のなか飛び込んでみたら、あとから見たらどうにか形にはなっていた、というようなものである。


なので、特段不安もなく、次の入社日は迎えることになりそうだ。前の入社日の前夜に一睡もできなかったのが微笑ましい。