社風。

会社ごとに社風というものがあるとは思うのだが、勤め人は自分が意識している以上にその会社の社風に染まってしまっているのだなあとこのたび再認識することになった。


僕の場合もいまの会社にかなり長い期間勤めていたので、そのあたりの感覚がいささか麻痺していたのかもしれない。ただ、自分の価値観と社風がマッチしているときは良いのだが、そこがズレはじめると知らずしらずのうちに精神を消耗してしまうことになるのだろう。


そして、社風こそがそこに集う社員のパーソナリティをある程度規定してしまうのは間違いない。それはじわじわとビジネスのスタイルやパフォーマンスにも影響してくるものである。


トップの人であったり、マネジメントの役割を担う人は、自分たちがどんな社風を創り出していて、それがどうパフォーマンスにまで波及していくかを意識しながらふるまうべきなのだと思う。この部分を疎かにすると組織の衰退がはじまっていくのだろう。