平成31年がスタートするといよいよ、平成の世が終わりに近づくことを実感するようになった。
後世からみて平成の世はどう総括されるのだろうか。災害が多いのはアクシデントであるがゆえ致し方ないとしても、政治経済の面では低調な時代だったのだと思う。
じゃあ次の世はどうなるのか、と言われると、平成の世で解決できなかった財政健全化や、少子高齢化といった問題は引きずり続けるものの、意外にもポジティブな側面の大きい時代になるのではないかと、個人的には思っている。
良くも悪くも、厳しい時代を生き抜いてきたいまの40代には、どの大会社にも骨のある人が残っているし、組織を飛び出して新しいビジネスを創り出した人も多い。正直言っていまの50代以上の面々と比べると優秀である。彼ら彼女らが本格的に実権を握って社会にインパクトを出していけば、きっと日本は良い方向に向かいだすはずだ。政治の世界においても、同じような世代交代がワンテンポ遅れるものの始まってくると思われる。
僕もまた、その最後尾のあたりでしっかりと食らいついていきたい。