9年前。

好きな番組である「ドキュメント72時間」にて、東急東横線渋谷駅の旧駅舎が使われなくなる日をまたいだ回の、9年ぶりの再放送が行われていた。もちろん自分も、旧駅舎の時代からの東横線ユーザーであるので、懐かしさ満点である。

 

なんというか、いまは2022年の世を生きているけれども、関東で過ごしはじめてもう20年以上が経過している(途中で少し関西を挟む)と思うと、なんとも言えないものがある。いまからたった10年前でも、街がなんとなく汚らしいなあ、だとか街ゆく人の威勢がいいなあ、ということを感じるので、街も人の性も大きく変わってきたのだろう。

 

失われた○○年と言われ、なんにも変わっていないように見える日本も、こと東京はやっぱり大きく変わってきている。大阪も名古屋も、同じようにだんだん変わってきている。いくつかの地方都市も変わってきている。本当に昭和の時代から変わらない世界が続いている地域もないわけではないが、いつかどこかでは、変わっていかざるをえないだろう。だからこそ、自分自身も前進しなきゃならないんだよなあ、ということをつとに思う。