統制。

トランプ大統領が仕掛けた米中貿易戦争(余談だが、うちの息子は星条旗をみてとらんぷと言う、どこで覚えたのか、、)は、かなり行き着くところまでいきそうだ。これが日本にとって漁夫の利となるのか、それとも巻き添えを喰らう形になるのかはなんともわからないが、これを機に世界経済が曲がり角を迎えることは間違いない。

トランプの対応は予測不可能、などと言われがちであるが、あながち的外れでもないのかもしれない。ここ2年ほどの経済市況も悪くないし、今ここで米中経済のつながりを断ち、製造業を米国内に回帰させることは思わぬ福音をもたらすかもしれない。

というのは、中国国内の統制が、これまでにないほどまでに強まっているからだ。中国国内の名だたるベンチャー企業も政治の世界とどこかで通じてしまっているし、どこで情報が抜かれているか、思いもつかないような状況になっている。中国産のハードウェアはもはや信用できなくなった。

いつどこでこの恐ろしさが表面化してくるだろうか、と気をもんでいる。