内憂外患。

アフガニスタンから米軍が撤退、そして瞬く間にタリバンが政権を奪回した。この20年はなんだったのだろうか。前政権も米国の支援のもとに資金は潤沢にあったはずだが、どうしてあっさりと遁走してしまったのだろうか。


さらにタリバンと中国の蜜月も見え隠れする。タリバンが改めてアフガニスタンという国家を構築するにあたって、中国のシステムを導入することは確実だろう。アフガニスタンを押さえることで一帯一路の実現に大きく前進する。アフガニスタンが見事に復興するならば、中国の傘下に入りたいという国家もまた増えることだろう。


しかしながら、無惨とも評される撤退はまたもや米国の力が減退していることを見せつけられてしまった。民主主義が全世界で後退していると言わざるを得ない。ここからしばらくは世界もカオスに陥るのは否めないだろう。


日本国内も、横浜市長選を皮切りになんだか嫌なムードになってきた。シートベルトサインが点灯したような感じで、いろいろ難しい局面に入ってくるだろう。どうなっても、淡々と仕事を見つけ、稼いで生きていく以外には道はないのは事実だが。